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新潟競馬場に直線コースができてから昨年まで、準オープン以上の芝直線千メートルのレースは17回行われてきた。わずか7年という少ないデータで、尚且つ開催時期の変更などもあり大雑把な考えになるが、是非とも参考にして欲しいデータを集めてみた。

1人気の成績 5-3-2-7
となっているのだが、基本的に1人気の馬が掲示板をハズすぐらいの波乱が起きたのは、ハンデ競走だった02年の駿風ステークス、そして準オープンに格下げされた昨年の駿風ステークスだけ。平均出走頭数12.5頭の千直レースでこの成績は「良悪」どちらに判断すればいいのだろう?

1.2着の最大着差 3馬身
距離が短いだけにこの差は見た目以上に実力の差があったと判断できる。これは、04年・06年のアイビスSDで勝利したカルストンライトオとサチノスイーティーが魅せた走りの結果。カルストンライトオは、第一回からこのレースに出走し、3着.1着.1着.4着と完全に千直を自身の得意レースとしていた。一報サチノスイーティーも2年連続出走で、1着.5着と頑張りを見せている。

最高速勝ちタイム 0.53.7
後にも先にも新潟の芝千直で53秒台で走れたのは、カルストンライト(2回)と第一回アイビスSDの勝利馬メジロダーリングだけ。そしてこの快速馬がキチンと走った時の人気はある程度順当な結果になることが殆んどだ。これは何のウラ工作もなくガチンコで勝負できた証でもある。ちなみにコーナーがある小倉や札幌では、56秒台後半がやっとだ。

牝馬の勝利数 10回
夏場に強いというのは迷信ではない!春に行われる駿風ステークスを除けば更に牝馬が勝利している確率は跳ね上がる。混合レースでこれだけ牝馬が活躍を見せれるのは、単純に暑さに強いだけではなく、短距離特有の瞬発力も求められるからに違いない。常に1F10秒台のスピードで走る中、瞬時のスピードが要求されるレースになるのが千直だ。

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